愚か者、世界を旅する。

無知な23歳 五感揺るがす世界一周

脳内準備


まさに若気の至り! とりあえず世界に出てみちゃえ〜〜なんて、とっさの勢いで目的なんてなにひとつない、明日には明日の風が吹く、そんな行き当たりばったりの刺激的な旅をしたかったのです。


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ほんとうならば今年の12月末に日本を出発し世界を周っていた私。


離職を申し出たのにもかかわらず、そんな話もやんわりと流れ、気づいたらいつもの職場に行き、いつもの仕事を淡々とこなしている。

もう、私が優柔不断で強く言えなくてやんわりしているのがいけないんだけど、どうもこうもやはり言いづらい。そんなこんなでもう10月。



それならば社会人三年の目処まで働こう。

そして、12月末までに退職の意思をはっきり述べよう。早めの5ヶ月前とかに、ちゃんと強い意志を持って言おう。


私の世界一周の夢はそんな簡単に揺るがないはずなんだけどなあ。



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それならば残されたこの日本での時間をどう使おう?


世界旅行を充実させるための時間にしよう。

そう思った時、一番に浮かんできたこ

世界を知ろう。そう、世界史だ。



私自身、中学生活はいわゆる真面目系クズ、

丸暗記してすぐ忘れるので成績は良く、

高校受験もまともにやらずして推薦で合格。

高校でもまともに知識の探求をせず、看護の専門学校に進学。

看護師として働いてる今、一般常識が全くないままここまできてしまったことに気づく。

世界一周のために下調べしていても、住民税や所得税から始まり、円安円高、あれなんだっけの連続。

日本の経済から始まり、これほどまでに無知な私が恥ずかしいい。



見たい世界遺産はいっぱいある。

でも、このままだと「見る」旅行になってしまうのではないだろうか。

学んだ知識を持ってそれを観ることで改めて感じるものがあるのではないだろうか。

極端な話、見るだけならインターネットが普及した今の時代で、いくらでもできる。

いくらでも知った気になれる。



せっかくなら、

それを前にし、全てを吸収していき自分の財産に変えていくそんな旅にするのもいいのでは?





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行き当たりばったりな旅も憧れるけれど

わたしには時間がある。

世界史を学び、その国の歴史を学ぼう。

世界において日本てどんなふうに映るのだろうか。

もっと芸術に造作を深め、芸術鑑賞していこう

英語も話せないと、聴覚や視覚からの情報が減ってしまう。異文化交流なんてもってのほか。

読書も最近は全くできていないので、語彙力は破滅的。ブログ書くにあたりまた手元の本から再読しよう。



多くの荷物をバックパックに詰め込んで、

多くの知識を詰め込んだわたしが、

広い世界で何を得られるのか。


ドキがムネムネ。